新浜の住人との意見交換を経て、川俣は当初検討していたプランを制作開始の前日に変更した。
            
            2つのゴムボートの上に単管と足場を組んだ構造を載せたユニットを5つ繋ぎ合わせている。一度解体しても、必要なときにまた設置できるように設計されている。
        
                お披露目当日は、約100名がイベントに参加した。
            東日本大震災以降、11年ぶりに橋が設置され、新浜地区と海側がつなり、地元の方々も感慨深い様子であった。
            
            常設の作品についても可能性を探りつつ、《みんなの橋(テンポラリー)》を都度再制作していく。